「マイル提携航空会社なら、他の航空会社に乗ってもANAマイルをためることができる。」
皆さん、この文章に騙されてはだめです。僕みたいにマイルを失うことになります。
まず、マイルとは。
簡単に言うと航空会社のポイント。ANAに乗れば乗るほどポイントが溜まっていきます。マイルは移動距離に依存しており、遠ければ遠いほど手に入るマイルは多くなります。
参考までに、今回、福岡→台北→トロントの長旅で手に入ったマイルは8000マイル。そして8000マイルは大阪→石垣島、福岡→札幌を片道タダで搭乗できる価値があります。20000マイルで東京→ホノルルをエコノミーからビジネスクラスにアップグレードできます。
そして何をやらかしたのかというと、この8000マイルを利用したエバー航空のマイレージプログラムに入れてしまった。つまり、ANAのマイルとして使うことは不可能になったのです。
詳しく説明します。各航空会社ごとに各マイレージプログラムがあり、その航空会社に搭乗したかしてないかに関わらず、その航空会社のマイレージプログラムに自分のアカウントを作ることができます。逆にエバー航空に搭乗したとしてもエバー航空のマイルアカウントを作らなくてもいいのです。その場合は搭乗して得たマイルをANAだったり他の航空会社のマイレージプログラムの自分のアカウントに入れることが可能だから。(もし1つもマイルアカウントを持っていない場合はマイルは行き場を失い、一定期間後、そのマイルは消えてしまいます。)
ここを勘違いしていました。エバー航空を利用してマイルを手に入れるにはエバー航空のマイルアカウントを作らなければいけないと思っていたのです。
なので予約の段階でエバー航空のマイルアカウントを作成しました。今思い返すと、なんで予約時に自動的に作らせるシステムじゃないのだろうと不思議でした。
そしてもう一つの勘違いは、「マイル提携航空会社なら、他の航空会社に乗ってもANAマイルをためることができる。」=「エバー航空のマイルアカウントからANAのマイルアカウントにマイルを移行が可能である」と認識していたこと。
実際は、エバー航空のマイルアカウントに入ってしまった以上、そこから移行することは不可能でした。つまり、エバー航空に乗って得たマイルがエバー航空のマイルアカウントに入る前に、ANAのマイルアカウントに入れなければいけなかったのです。
その方法は2つ。1つ目、エバー航空のサイトからの予約時にANAのマイルアカウントを入力して、搭乗して得たマイルがエバー航空ではなくANAのアカウントに流れてくるようにする。2つ目、1つ目の作業を忘れていたかつ、エバー航空のマイルアカウントを保持していない場合、行方を失っているマイルをANAアカウントに入れる。
今回、愚かにもエバー航空のマイルアカウントをつくっていたため、得た8000マイルはそのままエバー航空の出口のないマイルアカウントに入ってきてしまったのです。
今日、マイル移行作業をしようとした際にこれに気づいて、絶望しました。
予約時にちゃんとANAマイレージアカウント情報を入力すること!!
まあANAのホームページにもそうしろと書いてあるので普通の人はちゃんとしていると思うのですが、、(笑)
今後、他の航空会社に乗ってマイレージを1つのアカウントに貯めようと考えている方、ぜひ注意してくださいね。
ちなみにANAアカウントに流すことができるマイルはスターアライアンスに所属している航空会社、またはANAとマイル提携を行っている航空会社に乗った際に得たマイルです。JALに乗り、ANAマイルをためることはできませんのでそこも注意してください。
ではまた!