1年を自由に使えと言われたら

大学を1年休学中、コスタリカでの日々

留学に対する考え方の変化

マルタに3か月、カナダに3か月暮らして変化しつつあるのが留学に対する考え方です。

 

日本で「留学」というと語学留学や交換留学などが主流で「お金がたくさんかかる、、」とか「いろいろ手続きとかめんどくさそう、、」とか「ちゃんとした理由や目的、将来のビジョンがある人がいくんだろうな、、」みたいなイメージを抱いている人が多く、「結局自分には無縁な話なんだろうな」と思っている人もいるかもしれません。

しかし実際は学校には通わず「移住」のような目的で来る人も世界中にはたくさんいると感じています。同僚の19歳のウクライナ人は半年自国で自分で英語を勉強してトロントに来て仕事を見つけたり、元ルームメイトのフランス人も僕と同じく休学して仕事しています。

このような人達と関わることが多い中で、留学にはいろいろな形があるのだなと感じました。またそういったことをまとめて「留学」と呼んでしまっていいのかという疑問も生まれました。

 

例えば海外のアーティストの曲を主に好む人を「洋楽好き」と呼んだりします。しかし中を見てみると、EDM系が好きな人、テイラーだけが好きな人、Jazzが好きな人、なんかかっこいいから有名どころをとりあえず聞いている人、様々です。なのに「洋楽好き」とひとまとめに認識することで、「洋楽を聞いている自分に酔っている」とか「なんか鼻につく」みたいな固定観念を持たれ決めつけられてしまいます。

 

「留学」という言葉を忘れよう!!!

 

正直、「自分留学行きました!」って言いたくありません(笑)だって日本人が思う「留学」とはあきらかにかけ離れたことをしているから。

重要なのは(注目してほしいのは)「海外に行く」ということよりも「海外で何をするのか」です!!それによって学べること、関わる人、日々の過ごし方、かかる費用、見える世界、全て違ってくるのです。

中には毎週のように友達とレストランに行ったり、頻繁に旅行したりしている人もいます。そんなキラキラしたストーリーを見てると、自分とは海外にいること以外なんの共通点もないなと感じます。

もし海外に行ってみたい、、とか「留学」いいなあ、、と思っているなら、なんとなく敷居高いものだと感じてしまう「留学」という言葉を一回忘れると今まで見えていなかった新たな選択肢と出会えるかもしれません。

 


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