1年を自由に使えと言われたら

大学を1年休学中、コスタリカでの日々

爽やかな青年が窓を拭いてくれた話。

4月も中旬!、、、にもかかわらず、なんと先ほど雪が降っていました!!ほんのちょーーっとだけど。

 

そんなトロントも先週は最高気温が25度の日もあったりと春の訪れを感じ、半袖半パンの真夏仕様の方も見受けられました。ちょっと早くない?って感じですが、ずーと寒かったせいか気温よりも暑く感じるので、気持ちはわかります。

 

そんな心地よい天気が続いた先週のとある日の昼ごろ。ベーグル屋さんに1人の青年が入ってきました。作業着っぽい服装にさわやかな表情。レジにいた僕のところに来て、「窓が汚れてるからもしよかったら掃除してもいい?」と言ってきました。こんなことを言われたのは初めてだったので一瞬戸惑いましたが、トロントはボランティアが盛んな町だしすてきな人がいるもんだなあと、「いいよ!」と答えました。

すると青年は店の表の窓をワイパーでせかせかと拭き始めました。

そして30分後。掃除を終えた青年が戻ってきて、

 

青年:「終わったよ!」

僕:「ありがとう!」

青年:「・・・」

僕:「・・・どうかした?」

青年:「窓5枚だから15ドルだね!」

僕:「、、、はい?」

 

やられました。

そうだよね、タダで店の窓拭くとかあるわけないよね、、。

 

マネージャーのロベルトに伝えて店のお金から払ってそいつは笑顔で満足気に消えていきました。ちょっといいランチでも食べるつもりでしょうか、腹が立ちます。爽やかな顔で「拭いてあげようか?」と言ってきたあの時、どんな気持ちだったのだろうか。

 

そこまで高額ではなかったからかロベルトも笑って許してくれ、大きな問題に発展することなくことは終わりました。

 

失敗から学ぶということはこのこと。この世にタダなんてものはない。肝に銘じます。。

 

掃除してくれてるときは、いい人がトロントにはいるもんだなとブログに書こうと思っていたのですが、違う意味で書くことになりました。